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21人目と22人目は、美術助手の福岡陽子さんと、よし子の父役の飯島秀司さんです!

ついに『ジャーマン+雨』の大型フライヤーが完成しました!
いただいたコメント計62名分、全掲載してあります!ユーロスペースにはもう置いてあります。全国の上映劇場にも来週末には到着予定!
そしてニフティの映画サイト「@nifty映画」に監督インタビュー掲載中です!


さて、リレーブログもラストスパート!
瀬野尾圭太さんから指名を受けた美術助手の福岡陽子さん、宮良史野さんから指名を受けたよし子の父役の飯島秀司さん、今回もお二人同時に登場!


まずは福岡さんから。
Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
福岡陽子です
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Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
美術助手です

Q3、それはどんなことをするのですか?
奥定さんや瀬尾君の言ってたとおりです。
画面に映るモノを作ったり、集めたり、壊したり、動かしたり、いろいろしました。

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
クランクアップの日に打ち上げがあったのですが、次の日の朝に目が覚めたら、頭にチーちくが刺さっていた事です。

準備から撮影終了まで参加させてもらいましたが、横浜組の空気感はとても居心地がよかったです。ハードな作業も楽しむことができました。ありがとうございました。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
映画の美術に関わったのはこれが初めてだったもので、何度も打ち合わせをして練りに練って作りあげたモノ達が、登場人物の背景として成り立っていたことに感動しました。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
ハーモニカです。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
力強いような、そんなに強くないような、なにか得体の知れないような、不思議な魅力のある映画だと思います。
とても素敵です。




そして飯島さんです。
Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
飯島秀司と申します。
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Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
謎の人物。よし子のお父さん。

Q3、それはどんなことをするのですか?
ひどいことをされるのですが、それはひどいことをしつづけてきたからなんでしょう。
それもこれも、やむを得ない事情があったんだよ。

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
よし子の父親の役はもともと別の方が演じる予定だったのですが、その方が突然入院されたらしく、私に今回のお話がまわってきました。撮影当時の私は夜型の生活だったのですが、朝の9時に大阪市北部の十三駅前にいかなければならない、というのが結構なプレッシャーで、撮影前夜など「ま、寝坊してしもたら、仕方ないわ。ぶっちするかも」とか、ええ加減な心もちでおりました。根が真面目な性格なので、翌朝ちゃんと十三にいきましたが、いざ到着してみると、ものすごい数のスタッフさんが働いておられて、連日のハードな撮影の空気が伝わってきました。その時にはじめてコトの重大さを認識し、「ぶっちせんでよかったーっ!」と心の中で安堵しました(ホンマすいません)。映画の撮影現場に立ち会ったこと自体が初体験だったので、私の撮影のあった半日の間に経験したことは、全て面白かったです。横浜監督の粘り強い姿勢には感銘を受けました。それにしても、映画を一本撮るというのは大変なことなんですね。スタッフのみなさんに改めてお礼を言いたいです。ありがとうございました。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
当然、脚本は読んでいましたが、できあがった映画は想像を超えるものでした。何だこれは?と。異質なものに突然向かいあったような。細かいシーンのひとつひとつが映画という文脈をどこか逸脱していく不安定さを持っていて、ミステリアスで素晴らしかったです。あ、でも一番に思ったのは、映画に出てる自分なんて想像もしたことがなかったので、こりゃええ冥土の土産になったなぁ、と。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
私はデブでハゲかけてるくせに長髪というキモイ中年オヤジですが、意外と、こういうタイプは煮物とか上手なんですよ。(と思い込んでる)

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
ロックンロール、ホームレス、エゴと天国の糸。「ジャーマン+雨」は、信用していい映画。
あなたが近頃、いやもっと昔から、退屈してるなら、「ジャーマン+雨」を観にいってみましょう。



福岡さん、飯島さん、ありがとうございました!
そして次回はいよいよリレーブログ最終回につき、3人のアンカー、助監督・清水艶さん、美術応援・穴田順也さん、録音部・新垣一平さんの登場です!お楽しみに!
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by german-ame | 2007-11-24 19:58

19人目と20人目は、美術助手の瀬野尾圭太さんと、ケータリングの宮良史野さんです!

日本中いよいよ寒くなって来ましたが、『ジャーマン+雨』は熱気を増してます!
本日のお知らせ。現在発売中の雑誌「SWITCH」と「CUT」に、小さいながらも作品紹介が掲載されてます!
それぞれ「どこにも出口がないかのような閉塞状況にある21世紀の日本に、火事場の馬鹿力で大きな風穴を開ける」「バカみたいに笑えるけど、なぜかほろっとくる」等々、絶賛されてます!要チェック!

さて今回は、滝野弘仁さんから指名を受けた美術助手の瀬野尾圭太さん、三山優さんから指名を受けたケータリングの宮良史野さん、お二人同時に登場です!
それではどうぞ!


まずは瀬野尾さんから。
Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
瀬野尾圭太(セノオケイタ)です。
現場では、よく野勢(ノセ)さんと間違われて、ノセ君、ノセ君と呼ばれていました。
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Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
美術助手です。

Q3、それはどんなことをするのですか?
基本的に奥定さん(美術)の指示を仰いで働きます。
通常、美術部はみんなのいる合宿所とは別のロケ地に寝泊りし活動していました。
撮影前は、夜食を食べながらダンゴ虫を作ったり、寝ながら表札や看板を描き、現場では、映像の前後に矛盾が起きないように注意したり、現場舞台のセッティングをします。
デリケートな美術道具をガードしたり、水道の元栓を開けたり閉めたりする役割もありました。
あ、それと血のりシーンの実験や道具制作もやりました!

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
全部ですね、本当に参加した初日から帰る日まで全部面白かったです。
チャーリーさんに倣って特に印象に残っていることを箇条書きに挙げたいと思います。

・長距離移動中に同乗している人と話す映画話。
・穴を掘り続けて堀り続けて、いつの間にか姿が見えなくなった村山さん
・新垣さんは美術マンホールを粉砕したものの撮影が終わると再び穴に入り記念撮影をしていた
・美術車が確保でき、唯一の免許保持者福岡さんに乗せられて、夜食のラーメンをすする美術部
・「本番です!」の合図でみんな静まり返ってたのに、仮眠中で寝言を言い始めた鎌刈さん
・日々広まっていく鎌刈語。ある日、野勢さん運転の車に同乗すると「じゃぁ、出発しまぷ。」
…本当に挙げたらキリがないです。。。面白かったし、とても勉強になりました。

映画現場はこれが初めてでしたし、宮城から遠地である関西に滞在したこと自体楽しかったです。
誰も知り合いがいない完全アウェイ戦でしたが、良い人ばかりですぐに横浜組に馴染めました。
初めての現場なのにこんなに恵まれていていいのかなぁと思うくらいでしたし、この現場に参加して「将来はやっぱり映画現場にいたい」と思え、撮影が終わるのが嫌でした。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
初めて観た時は、撮影が終了した3ヵ月後だったのですが、あの楽しかった現場のことを思い出していた気がします。同じ劇場には横浜組の人たちが一緒に観ていて、何かなんとも言えない気持ちになりました。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
部屋を散らかしたり、金遣いの荒さに関しては特技レベルに達していると思います。
こちらは特技レベルではないですが、サッカー、ドラム、CG、を好きでやっています。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
ジャーマン+雨。
この映画を観ながら、あなたは内から殻の割れる音を聞くでしょう!
自分に潜んでいた何かが破れていくような衝撃を受けることでしょう!
粗くも美しい、歪んだ爽快感を体験してみませんか?
こんな感じですかねーw

Q8、さてさてこのバトン、次は誰にわたす??
大人しそうだが結構毒舌!?しかし、美術技術は天下一品!
僕ら美術部の希望のドライバーライセンス保持者、福岡さん!




そして宮良さんです。
Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
宮良史野です。顔写真ははずかしいのでかわりに、現場に届いた差しいれの野菜を。初めてみる野菜だったので記念に撮ってました。カボチャみたいでした。
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Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
ケータリングです。

Q3、それはどんなことをするのですか?
合宿所に行って皆のご飯の準備や後片付けをします。
今回はケータリング専属スタッフがいなくて、たしか12人でシフトを組んで担当しました。
私が行ったのは1泊2日を2回だけです。

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
制作の三山さんと出会ったことです。
ケータリングのメンバー募集やシフト調整や段取り・申し送りなどなどを彼女がやっていて、昼間は仕事しながらめいっぱいがんばっている姿があまりにキュートだったし彼女は家が近かったので、私はケータリングというより三山さんのヘルパーになろう!と思って夜遅くからうちで相談したり作業したりもしました。

それから、その前の年に別の現場のケータリングで出会った中牟田さんと再会できたこと。
私が着いた時まさに彼女が1人奮闘中で、いっしょに台所を走りまわってバターライスに梅干の入ったおにぎり、白ごはん、白菜と鶏肉だんごのスープ、水菜のおひたし(大人用と子供用に味違い)をこしらえました。
それを野勢くんに託して次の指示を待ちながら、自分たち用に持ち込んだお茶とお菓子でいろんな話をした時間がすごくよかった。
「ちょこちょことこういう活動をしていって、人生を充実させるねん」と話し合ったのが忘れられません。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
続きが観たい、と思いました。
よし子は私よりずっと年下だけど同じ時代を奮闘する女同士として、
よし子の奮闘し続ける様を見たいなと。自分も吠えながら。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
片想い。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
クリアな説明はできないことがらが作品になっていると思います。

Q8、さてさてこのバトン、次は誰にわたす??
三山さんと今年ちっさな音楽映画を作ったんですが、
その時にギター担当で現れあっという間にアレンジし天国ギターを響かせて去っていった飯島秀司さん。
後になって、あの人ジャーマンのお父さんだよと聞かされてびっくりしました! ライブ行きます!!(←私信すみません)



瀬野尾さん、宮良さん、ありがとうございました!
そして瀬野尾さんのご指名は、同じく美術助手の福岡陽子さん!
宮良さんのご指名は、よし子の父役を演じた飯島秀司さん!
この映画を鮮やかな色で満たした美術部の唯一の女性福岡さん、
ダンゴムシ兼よし子の父親役を見事演じた飯島さん、
よろしくお願いします!
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by german-ame | 2007-11-21 13:55

17人目と18人目は、制作部の滝野弘仁さんと三山優さんです!

だんだんと近づいてくる公開初日、12/15(土)は上映前に舞台挨拶があります!
横浜監督と、出演の野嵜さんと藤岡さんの3人で、ユーロスペースのスクリーンの前に立つのです。皆さんぜひ、劇場に、ジャーマン+雨に、駆けつけてください!
そしてまたまたお知らせ。現在発売中の雑誌「Tokion」に監督インタビューが掲載されてます!

さて、制作部の西野テツさんから指名を受けた滝野弘仁さん、野勢浩資さんから指名を受けた三山優さん、お二人同時に登場です!
それではどうぞ!

まずは滝野さんから。
Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
滝野 弘仁デス。現場では“チャーリー”と呼ばれていました。
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Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
制作助手デス。

Q3、それはどんなことをするのですか?
制作部の下でうろちょろすることデス。

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
自分は途中参加でしたが、何もかも放り出して最初から参加すればよかったと思わせてくれた俳優やスタッフ、映画に関わった方全員にまず感謝。

人より短い期間でしたが、面白いことは毎日絶えませんでした。

・西野さんと野勢さんの、仲がいいのか悪いのかわからない会話。
・穴に沈む新垣さん。
・栄養ドリンクで突如として豹変し、すかさずみんなに突っ込まれる橋詰さん。
・かっこいいジーパンですね藪野さん。
・散髪を悔やむ城内さん。
・もともとああいう口調じゃなかったのか鎌刈さん。

と、ざっと思い出すだけでこんなにも。挙げていくとキリがありません。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
突き放されたようで引きずり込まれたような。

ドキドキしました。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
説得力のない説得。つまらないギャグ。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
予定不調和、得体の知れない映画の登場デス!

素敵で不気味でファンタスティック!!!!!!!!!!!!!

Q8、さてさてこのバトン、次は誰にわたす??
はるばる東北からやってきたティーンエイジャー、瀬野尾君へ。美術部の彼とは顔を合わせる機会は少なかったですが、手持ち無沙汰な時には長々と話し込んでいた気がします。貪欲に映画を学ぼうとする姿勢が何より素晴らしい、そんな瀬野尾君に、バトンタッチ!



そして三山さんです。
Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
三山優です。
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Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
制作助手です。

Q3、それはどんなことをするのですか?
西野さんと野瀬さんがおっしゃる通り、なんでもやります。段取りからその場のケア、後片付けまで。
その時監督や出演者さん、スタッフさんが何を求めているか、この先何が必要かを感じ取り、用意します。
私の場合、撮影が始まってからはほとんどケータリング人員に駆り出されたのですが、一番の問題は料理経験がほとんどないことでした。カボチャと一緒に指切ったりしてましたから(笑)。めっちゃ血が出て合宿所で一人焦ってました。
それでも力強いケータリングメンバーが揃ったおかげで、2、30人分のご飯を一日あたり6000円の費用で作ることができました。差し入れがあったのもうれしかったです。

ちなみに、「制作に大切なのは、目配り気配り心配り」とはラインP城内さんからのありがたいお言葉。大変勉強になった言葉です。

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
すべて面白かったのですが、いちばんはやはり、撮影中の緊張感です。
でもそのほかにも本当にいっぱいあって、例えばケータリングの先輩方の買い物の仕方、料理の流れと手さばきには感動しましたし、
その合間に交わした会話も深く濃く、とても楽しかったです。

あと、これは撮影前になるんですが、始めに台本を渡されて読んだんですね。その時感じた「面白い!!」って気持ちが全ての面白いことの始まりで、その気持ちがどんどん背中を押してくれました。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
「魔法だ!」と思いました。目に映るものを材料に、機材を道具にして、みなさんの力と才能を合わせたら、こんなにもすばらしいものができるのかぁ、と思いました。
眩しくて涙がボロッボロ出てきました。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
笑うことです。笑うとストレスもトラウマも全部飛んで行きます。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
ちっちゃい子どもの頃、どこを見ても何を見ても解らないことだらけで、新鮮で、だからこそキラキラと輝いていて面白かった。
よし子たちはそんな世界にいると思います。何かある度、ゼロから自分の頭で考えて、先入観も過去のトラウマも、「くそくらえ!」って蹴飛ばし生きる。
よし子が日々負っている(?)傷は、私たちの鎧の下の、心の奥深くにある傷とリンクします。
出来るだけ多くを感じてもらうために、何も考えずに観てほしいです。

Q8、さてさてこのバトン、次は誰にわたす??
ご自宅の調理用品を貸して下さったり、ケータリング以外にも時間があればお手伝いに来てくださった宮良史野さん★
「みやら」と「みやま」で「らーさん」「まーちゃん」と言われる仲です。
らーさん、りんごホットケーキ美味しかったです。ほんと大変でしたが楽しかったですね!
では宜しくお願い致します〜!


滝野さん、三山さん、ありがとうございました!
そして滝野さんのご指名は、美術助手の瀬野尾圭太さん!
三山さんのご指名は、ケータリングの宮良史野さん!
東北から参加したもっとも若いスタッフ瀬野尾さん、
食事がとにかく美味しかったと各スタッフが口を揃えるその料理人代表、宮良さん、
よろしくお願いします!
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by german-ame | 2007-11-19 15:40

15人目と16人目は、制作部の西野テツさんと野勢浩資さんです!

公開まであと一ヶ月、リレーブログも一気に加速!!
というワケで今回より二人ずつの更新になります!公開までに全員走れるのか?!
そしてお知らせ。現在発売中の雑誌「ディレクターズマガジン」に監督インタビューが掲載されてます!

さて、照明部の秋山さんからの2名同時指名は、制作部の西野テツさんと野勢浩資さん!
裏方として奔走しまくったお二人、それぞれ思いのこもった回答をいただきました。
それではどうぞ!

まずは西野さんから。
Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
西野テツです。
体育館のシーン、居眠りする父兄役でワンカット出演しております。本番中に本当に居眠りしていたところをカメラマンに抜かれました、スミマセン。

Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
制作助手です。

Q3、それはどんなことをするのですか?
役者・スタッフの食事、送迎、合宿所の開設、ロケ地交渉など、撮影現場の外側のこと一切ですね。ですが、ラインPの城内政芳に暇そうだからという理由だけでロケ地の滋賀に連れて来られた自分は、全く使い物にならず、合宿所の石油ストーブに灯油を入れることに専念していました。

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
劇中に登場するひさうちさんのバキュームカーを神戸から滋賀まで運んだこと。撮影日の前日に、体が空いていた映画監督の唐津正樹さんにお願いして、バキュームカーのあった神戸からロケ地の滋賀まで運転してもらい、自分は助手席でナビをしました(関東でいうと横浜から木更津ぐらいまででしょうか)。慣れないマニュアル車でエンストばかり、そのうえスピードが出ない。日がとっぷり暮れた高速道路でエンストしたときは、糞尿まみれで死んじゃうのもいいかと覚悟を決めました。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
よし子の家はふた間くらいの小さなお家でしたので、演出部・技術部が入ると満員。制作助手の自分はとなりの納屋で待機してることがほとんどでしたので、「こんなことが隣の家では繰り広げられていたのか」と(笑)

お茶くみしかできないような一番下っ端の自分にさえ「ジャーマンを自分の作品にするんだ」、「少しでも作品を良くしよう」と心から思える一体感が現場には溢れていました。いい作品を作り上げるためには仲良しこよしである必要はないんですが、スタッフのほとんどが20代という若さが一番いいかたちで作用した現場だったと思います。その空気は画面に現れていると確信しています。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
すぐにテンパれること。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
劇中に登場する人たちは、よし子と出会うことによって幸か不幸か人生を変えられていきます。私も「ジャーマン+雨」に出会ってすっかり人生を変えられてしまいました。是非皆さん、劇場までいらして恐る恐るよし子と出会ってください。「わっ、よし子だ!」と叫ばないようにお願いしますね。

Q8、さてさてこのバトン、次は誰にわたす??
敏腕制作マン滝野・チャーリー・弘仁です。彼が東京から助っ人に来てから自分の仕事は無くなりました。とっさの判断で現場近くの民家に自転車を借りて、はるか遠くの工事現場に走っていったチャーリーの後姿、カッコよかったなぁ。ほどなく工事の騒音は止みました。チャーリー、お願いします。



そして野勢さんです。
Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
野勢浩資です。
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Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
制作です。

Q3、それはどんなことをするのですか?
監督、撮影、照明、録音、美術、衣装、メイクといった、技術職以外の裏方全般を受け持つ仕事です。
今回の現場では、車を使って、役者さんを駅まで迎えに行って現場まで送り届けたり、合宿所に用意された食事を取りに行って、また現場まで戻って届けたりという仕事を主にやっていました。合宿所と現場の間を結ぶ大きな有料道路があるのですが、仕事上何度も往復したため、そこの領収書が数十枚貯まりました。
それ以外にも、屋外の撮影のときに、一般の歩行者の方や車を、カメラが回っている間だけ、「すいません」と言って立ち止まっていただくようお願いする仕事をしたりもしました。
また、それ以外にも……、あまりにも多いのでこの辺で。

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
撮影中っていうよりも、完成した映画が一番面白いのがベストなんじゃないでしょうか?
…というのも、僕自身、この現場は本当につらくて、毎日のように、あと何日でクランクアップだろうかと、指折り数えているような状態でした。
僕の運転する車中が面白かったと言ってくれた野嵜さん、藪野さんありがとうございました。でも僕の心はずっとそんな状態だったのです。
それでも唯一あげるとしたら、なかなか止まない雨の中の河川敷での撮影中、ほんの短い晴れ間に、空にかかった、今だかつて見たこともないような大きな虹を見たときでしょうか。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
撮影中ずっと前記のような状態だったため、各シーン毎に撮影当時の思い出が甦ってきて、映画全体が思い出アルバムのような状態で、なかなか客観的に観ることが出来ませんでした。
しかし、当日誘ったスタッフでない友人は、観た後「おい、野勢!この映画めちゃめちゃおもろかったやんけ!」と言ってました。それが答えなのではないでしょうか。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
不穏な動き。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
ドカーン、ボカーン、グワーン、
ウギャー、ムニョーン、ペローン、
ホワホワー、ガサッ、グサッ、ズワッ、……ボバババーン!
このような擬音がスクリーンを飛び出し、聴覚からではなく、視覚から観る人の心に侵入してくるような、そんな映画だと思います。
よくわからない表現ですが、僕の言葉が言わんとする事は映画を観ればわかります。確かめたい方は、ぜひ劇場へ。

Q8、さてさてこのバトン、次は誰にわたす??
フル参加出来ずとも、可能な限り会社を休み、わざわざ電車とバスを乗り継いで現場へ通い続けた頑張り屋さん。僕と同じ制作スタッフの三山優さんです。


西野さん、野勢さん、ありがとうございました!
そして西野さんのご指名は、同じく制作部の滝野弘仁さん!
野勢さんのご指名は、やはり制作部の三山優さん!
制作部としてエンドロールにクレジットされている4名がこれで一気に揃いました。
それでは、滝野さん、三山さん、よろしくお願いします!
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by german-ame | 2007-11-14 13:16

14人目は、照明部の秋山恵二郎さんです!

街を歩けばクリスマスイルミネーションを目にする季節になりました。
ということは、『ジャーマン+雨』の公開初日も、一日一日と近づいているワケです!

さて、撮影部の鎌苅さんからのバトンを受け取ったのは、照明部の秋山恵二郎さん!
「思想するライトマン」と鎌苅さんから名を受けた秋山さんは、実は出演者でもあります。
それでは、どうぞ!


Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
秋山恵二郎です。
顔は映画で郵便局員を探してみてください。

Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
照明です

Q3、それはどんなことをするのですか?
 役者さんに、映っている世界に、光や影や色を作り、
時間や流れる空気感や雰囲気を作ったりするようなこと

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
橋詰くん、鎌苅くんといた時間。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
何か変で歪んでいてまっすぐ。
この映画に関われて、良かったと思う。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
特技と呼べるようなものはないと思いますが、サッカー好きです。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
よしこを含む、音や声や行動に、見ていて、
何とも言えない気持ちになり震えたり、面白いと感じました。触れてみてください。

Q8、さてさてこのバトン、次は誰にわたす??
録音部、新垣一平くん。


秋山さん、ありがとうございました!
そして秋山さんのご指名は、録音部の新垣一平さん。
それでは新垣さん、よろしくおねがいします!
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by german-ame | 2007-11-07 13:42

13人目は、撮影部の鎌苅洋一さんです!

『ジャーマン+雨』は12月の渋谷での公開を皮切りに、
大阪、京都、神戸、名古屋、金沢、青森でも公開します。
さらに昨日、札幌、広島での公開も決定しました!

さて撮影部の平野さんからのバトンを受け取ったのは、
撮影のみにとどまらずさまざまな仕事を担当した鎌苅洋一さん!
各スタッフより呼び声の高かったこの男が、ついに登場です。
それではどうぞ!


Q1、まずはあなたのお名前を教えてください。よかったら顔写真も!
鎌苅洋一です。
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Q2、この映画の中での、あなたの役割は?
この映画は二台のカメラで撮られているのですが、そのうちの一台のカメラマンとライティングを中心に、助監督やマイクマンや車止めや橋詰君の子守など、そのとき映画が要求してくることは何でもやりました。

Q3、それはどんなことをするのですか?
 とても難しい質問ですね。
自分は何をしようとしていたのだろうか、と考え色々書き記してみましたが、どうにも要領を得ないのです。
あまり淡白にお答えするのもなんだか寂しい話なので、ここはひとつ箇条書き風にしてみます。わたしはこんな風に考えながら撮影していました——

役者をフレームに閉じ込めないこと。
画面内の意味をできるだけゼロに近づけること。
からっぽになった画面から別の何かがふわりと出てくるまで待つこと。
フレーム、セット、映画全体の世界観、それぞれに対する「外側」を常に意識すること。
目の前で起こっていることそのものをまず受け容れること。
「まともな人」の視点を導入すること。
シナリオに何が書いてないのか、を意識すること。
分業主義に甘んじないこと。
役者にカメラが合わせること。
その逆を厳しく禁じること。

それらはとても断片的で、一貫した公式をかたちづくるようなことは決してなく、雲のようにふわふわと脳裡をよぎっては消えていきます。
むしろ、目の前で起こっている現実がまずあって、それが求めるままにこちら側で反応してみて、その後、ああ自分はこんなことを考えて動いたんだなあと気付く、というような言い方が正しいのかもしれません。
あるものは大人の客観性をわたしに要求し、またあるものは子供の力強さを必要としてきました。それらを同時に満たそうとして、わたしのなかの「おとな」と「こども」で激しい葛藤が起こり、気が付けばなかば錯乱したようになりながら撮影していました。

なにやらコムズカシイことを考えているようですが、傍目からみれば、やいのやいの言いながらカメラやライトをあるべき場所に置いているだけです。要するにただのバカですね。

Q4、撮影中、いちばん面白かったことは?
日々の食事を美しい女性たちが、滋賀までわざわざ交代で作りに来てくれたこと。全員天使に見えました。
素晴らしいスタッフたちと仕事ができたこと。みんなもれなくグッドヴァイブスの持ち主でした。
撮影の終盤、照明の秋山君とほとんど言葉を必要としないコミュニケーションが成立しはじめたこと。
「アッキーあのさー」
「ああ、あれでしょ。これでどう?」
「お。それそれ、アッキー」
みたいな感じで。
どれも甲乙つけがたいです。
 
Q5、できあがった映画を初めてみた時、何を思いましたか?
撮影後、ラッシュを観たときは絶望的な気持ちになったものですが、撮られた素材に対して的確な編集と、やんちゃな音入れで些細な不具合はねじ伏せてしまうような力のある映画になりました。
クランク・イン当初は誰も理想としなかったものができたのではないでしょうか。

 映画美学校のMA室でほぼ完成したものを観た後、参加して良かったと初めて思いました。「横浜、やったよ!これ、ものすげえよ!」
撮影中の辛い記憶が、全て美しい思い出に塗り替えられた瞬間でした。勝手なもんですね。

Q6、この映画の主人公のよし子は、歌が得意だと自分で思っています。 あなたは、自分の特技は何だと思っていますか?
料理と口笛です。
料理をしながら口笛を吹くもよし、口笛を吹きながら料理をするもよし、双方同時に行使できることが利点ですが、披露する機会に恵まれないので、それが他に比して優れているのか不明で、そもそもそれを評価する他人抜きにして特技などと称することは、言葉の定義上認められないのではなかろうか、などと悩ましい疑問に晒されるのが欠点です。

と、いうようなムダ口。

Q7、この映画をあなたの言葉で宣伝してください。
この映画はいわゆる「優れた」映画ではありません。
わたしたちのなかには、おそらく誰一人としてそのような映画を撮る技能や才覚を持ち合わせた者はいません。
そこをスタートラインにして、わたしたちは愚直なまでに、あらゆる規範や前提に対して疑いの眼差しを向けながら一本の映画を撮り上げました。

「ジャーマン+雨」はわたしにとって、いかに限られたものを見聞きしてわたしたちが暮らしているかを教えてくれる映画となりました。
そして、ほとんどの絶望はその視界の狭さゆえに引き起こされるにすぎないのだということも。

さあ、みなさんも扉のむこう、穴の底、地平の果て、見えざるものに眼を凝らし、聞こえぬ音に耳をすませてみませんか。
きっと、なんだか不気味なような、懐かしいような、なまあたたかいようなものに触れることができるはずです。

Q8、さてさてこのバトン、次は誰にわたす??
撮影の半ばぐらいだったでしょうか、難航する現場にみんなが右往左往するなか、ブレのない、鋭い批評眼を光らせている男がすぐ目の前にいることに気付きました。
移動中のハイエース車内で、普段まったくムダ口を叩かない彼がポツリポツリと持論を展開し始めた時のことは今でも鮮明に覚えています。
以来、何よりも優先して、彼の視線の先をつよく意識しながらカメラを据えることが多くなっていました。

 「思想するライトマン」秋山恵二郎君です。アッキー、あんた結局何を見てたの?



鎌苅さん、ありがとうございました!
そして鎌苅さんのご指名は、照明部の秋山恵二郎さん。真冬の撮影、寒い現場を明るくかつ温かく照らしていた、という噂のその人です。
それでは秋山さん、よろしくおねがいします!
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by german-ame | 2007-11-01 16:50